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苦手意識は成功体験で上書きするしかない

今週は仕事で2日連続、外部の方に対してプレゼンをする機会がありました。
普段の業務ではめったにプレゼンなどしないので、緊張しました。1日目は5分ほど×2パターン、2日目は15分ほど。どちらも原稿を見ることは許されませんでした。万全の準備で挑んだ結果、話したいことを度忘れすることもなく、伝えたいことが伝わるプレゼンになりました。見ていた上司からお褒めのことばをいただけたので、まあ成功であったのだろうと思っています。*1

人前で話すのが苦手だった子ども時代

小さいころは、人前で話すなんて大の苦手でした。
小学校の学級会時代から、できることなら話したくない一心でいました。「一人一回は発言しよう」というノルマをこなすためだけに、最後のほうに小さい声で「○○さんの意見に賛成です」と言っていた記憶があります。

よく覚えているのは小学6年生のとき、ピカピカ委員会*2の委員長をやっていたころのこと。
全校集会で各委員の委員長が全員ステージに上がって、ひとことずつ話す機会がありました。もちろん事前に話すことを考え、暗記して当日を迎えました。
いざ当日自分の番になり、マイクの前に出て「おはようございます。ピカピカ委員会委員長の○○です」といった瞬間、何を言えばいいか分からなくなってしまいました。
その後のことは覚えていないのですが、たぶんなんとか言葉をつないでやり過ごしたのだと思います。自分でもショックを受けましたが、同じ学校にいた妹から「○○ちゃんのお姉ちゃん、失敗してたねって言われた」と言われたことも大変傷つきました。

それ以降も、できるだけ人前で話す機会は避けるようにして生きてきました。

苦手なことにチャレンジしてみた

大学生になって、このままではいけない、変わりたいと思いました。

私の所属していた学科には勉強会のようなサークルがあり、その中で自分が興味を持って調べたことを発表する場がありました。これはチャンスだと思い、プレゼンターとして何度も参加して経験を積みました。聴衆は同じ学科の学生だったので、よかった・おもしろかったという意見が大半でしたが、たまに先輩から厳しい意見をいただくこともありました。
また、そこに参加していたことで、他の大学の学生に自分たちの活動を紹介する機会があった際にお話をいただき、発表しに行ったこともありました。
経験を積む中で、発表することに慣れ、気をつけるべきポイントがつかめてきたり、話し方を改善できたりしました。
その甲斐あってか、4年生のころには自信がつき、ゼミでの発表や卒論試問、学会発表はなんなくこなせるようになりました。研究室内では「発表が分かりやすい」と言っていただけることが多くありました。修士を出るころには、プレゼンといえば私。ぐらいになっていたという自負があります。

苦手なことに挑戦して、成功体験で上書きする

今回仕事でプレゼンをしてみて、あんなに人前で話すのが苦手だった私が、上司から褒められるほどに変われたんだ、それは過去の自分が挑戦したおかげなんだと思ってしみじみしました。
人前で発表するのは今でも緊張しますが、苦手意識は消えました。
今でも苦手なことはたくさんあります。それでも挑戦して、成功体験で上書きして自信をつけるしかない、と思えました。
大学生のときは下手でも、下手だからこそ頑張ろうと思っていたけれど、大人になるとなかなか恥をかく勇気が持てなくなっている自分がいます。その勇気を振り絞って、また自分の新しい面を広げていけるよう頑張りたいと思った出来事でした。

*1:私の上司が褒め上手である、という部分もあるのですが

*2:いわゆる美化委員のことを、うちの学校ではこう呼んでいました