大企業を楽しく生き抜く

理系OL、日々奮闘中。

TOEICリスニングのための付け焼刃イギリス英語(&オーストラリア英語)

今年の1月から始めたTOEIC対策ですが、実は6月末に目標を達成しておりました。
800点越えを目標にしていたのですが、公式テストで855点、その後のIPテストで885点をとれたので、ここで一段落とすることにしました。
テキストのやり残しがあるので勉強は継続していますが、それもこのお盆休みで終わりそうです。
このことは追々記事にしていこうと思います。

さて、私がTOEICの勉強をしていて戸惑ったことのひとつに、イギリス英語の発音があります。

TOEICのリスニングでは、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアの4種類の発音が使用されています。このうち、日本の英語教育で親しんできたのはアメリカ英語です。また、カナダ英語はアメリカ英語と違いをあまり感じませんでした(実際は異なる点もあるのでしょうけれど、日本人が聞いて分かるような違いではないと思いました)。

問題はイギリス英語です。明らかにアメリカ英語と違う発音があります。単語まるごと発音が違う場合もあります。発音が違うことは知っていましたが、こんなに違うものかと思いました。

そこで今回は「付け焼刃イギリス英語」としまして、TOEICの勉強を通して気づいた点をまとめてみようと思います。アメリカ英語とイギリス英語の発音の違いはたくさんあると思いますが、特に印象に残っているもの、聞き取れなくて困ったものをご紹介します。
オーストラリア英語もイギリス英語に近い点があるので、合わせて対策になるかと思います。

eitherはイーザーじゃない

either A or B(AかBかどちらか)というように使う”either”です。
「イーザー」と発音するようにこれまで習ってきたのではないかと思いますが、

イギリス英語では「アイザー」と発音します。

neitherも同様に「ニーザー」ではなく「ナイザー」になります。

scheduleはスケジュールじゃない

日本語でも使う単語、schedule(スケジュール)の発音は、
イギリス英語では「シェジュール」になります。

知らないとなんだそれ!?ってなる発音ですね。

「オウ」の発音

アメリカ英語で、単語中で「オウ」と発音される部分があります。
発音記号で書くと[oʊ]で、例えばknow[noʊ], hope[hoʊp] のような単語があります。

これがイギリス英語だと、[əʊ]になります。

əはいわゆる「あいまい母音」と言われるもので、口をリラックスさせて軽く開けて声を出したときの音です。日本語の母音とはどれとも違うようで、どれにも聞こえるような音ですが、私の耳には[əʊ]は「オウ」と「エウ」の間みたいな音に聞こえます。

発音はCambridge Dictionaryで調べよう

ケンブリッジ英英辞典のWeb版で、イギリス英語での発音を調べることができます。

dictionary.cambridge.org

アメリカ英語とイギリス英語それぞれの発音が書いてあり、音声もついています。上記で紹介した単語ももちろん発音を聞くことができます。
リスニングの勉強中、イギリス英語の音声で聞き取れない単語があったら、調べてみると良い勉強になります。

気にしすぎないのもひとつの策

こんな記事を書いておきながらなんですが、TOEIC対策においてはイギリス英語についてあまり深追いする必要はないと思っています。

上記のように、イギリス英語の癖のせいで聞き取れない、ということは確かにありました。ただ、ちょっとした発音の差異については、私(いわゆる純ジャパ)の耳では違いが認識できませんでしたし、単語を聞き取るのに影響するレベルではないところだと思います。
そもそもアメリカ英語だって聞き取れないところはたくさんあるわけなので、総合的なリスニング能力を伸ばしていくことに時間を使ったほうがよいと思いました。そうやって勉強していく中で「イギリス英語で話されたせいで聞き取れなかった単語」に出会ったときに発音を調べて覚えておく…というくらいでTOEICには十分なのかな、と感じました。