バンジージャンプ体験記@よみうりランド
今年の目標のひとつ、バンジージャンプを早速飛んできました。
上記記事では「竜神バンジーに挑戦したい」とか言ってるんですが、いかんせんハードルが高い。高さも低く、アクセスもしやすいところで一回経験を積みたいと思いました。
というわけで、行ってきましたよみうりランド。
都心からのアクセス◎
新宿から京王線の特急に乗り、15分で調布につきます。そこから京王相模原線に乗り換え、2駅目が京王よみうりランド駅です。
行くまでは遠く感じていましたが、都心から20分ほどで着いてしまいました。
駅からはよみうりランドまでのゴンドラ(往復500円)に乗りました。これが意外と高さがあって、入園前からすでに怖かったです。
よみうりランドに近づいてくると、左側にバンジージャンプ台が見えました。ジャンプする場所とゴンドラの高さが同じぐらいに見え「この高さから飛び降りるのか…」と思ってますます怖くなりました。
到着、入場
ゴンドラを下り、入場口を目指して進みます。その前にお手洗いがあったので、念のため済ませておきました。
入場券(1,800円)を購入し、入場します。バンジージャンプ台は右奥に見えているので、そちらを目指して進みます。
ちなみに、バンジー台のとなりには「クレージーヒュー・ストン」なる乗り物があります(ネーミング…)。バンジーの2倍以上*1の高さだったので、意外とバンジーは高くないのかも?フリーフォールなら八景島シーパラダイスで100m級の乗ったことあるし…などと自分に言い聞かせていました。
いざバンジー
下の小屋で同意書にサインし、乗り物券(300円×3枚)を購入します。
小屋の外にあるロッカーに荷物とコートを入れた後、ハーネスを両腕両足に通し、金具でしっかりと固定してもらいます。
そして、いよいよ上へ。
上には係員さんが2人いて、まずはハーネスがきちんとつけられているか目視で再度確認します。そのあと、ハーネスのお腹の部分についている金具にマジックテープを通し、バンジーのゴムを固定してもらいました。
…って、金具はめっちゃ頑丈そうなのに、ゴムと固定する部分はマジックテープなの!?そこ一番大事なところなのに!?!?
と、突っ込みたい気持ちでいっぱいでした。マジックテープとはいえ強度はありそうな太さと長さだし、日付が書いてあったのでその日に検査かなにかしたのでしょう…けれども!
装着が完了し、いよいよジャンプのときがきました。
両脇のてすりにつかまって、係員さんの説明を聞きます。「手を頭の後ろにおいて、膝を曲げたりジャンプしたりせず、ぱたんと降りてください」とのこと。
いざ飛ぶ段になって急に怖くなってきて、「緊張しますね…」などと係員さんに話しかけてしまいました。「下を見ないで遠くを見るほうが良いですよ」とのアドバイスをもらい、いざスタンバイ。
「3、2、1、バンジー」の掛け声に合わせて飛びます。
が、飛べませんでした。
飛ぶ気はすごくあるんですが、体を乗り出そうとするとどうしても真下を見てしまい、膝が曲がってしまいます。重心を後ろにしようと体が勝手に動くんです。
もう一度掛け声をかけてもらい、再度挑戦しましたが、今度は少し動いたところで手すりにつかまってしまいました。
人間ってこんなに危険を回避するようにできているんだ…とちょっと感心したのですが、ここでは飛ばないと意味がありません。
係員さんに「背中を押すこともできますよ」と言われましたが、「自分で行きます!」と宣言し、3回目。
やっぱり膝が曲がってしまいましたが、えいっと身をのりだし、バンジー。
ここから下に落ちるまでの記憶はありません。
(記憶に残るほどの時間もなかったのかもしれませんが)
バンジージャンプというと頭から落ちていくイメージだったのですが、お腹側にゴムが固定されていることから、最終的には座るのと近い形で落下していきました。
その後、数回上下を繰り返しました。
加速しながら落ち、跳ね返って上り、ふっと無重力のような感じがした後また落ちていく…あんまり叫び声って出ないタイプなのですが、さすがに今回は落ちるたびに叫びました。
もう1回挑戦したい!
終わった後すぐ、もう1回やりたい!と思いました。
自力で降りることができたので、今回はとりあえずよかったと思います。でも、もっときれいに飛び立って、重力がかかっていく感覚をもっと味わいたかった…いざ登ったらまた怖くてそれどころではないと思いますが。
やりたいことはひとつ達成しましたが、新たな目標ができてしまいました。
あと、今回はひとりで行きましたが、誰かと行って下で見ていてもらえば少しは心強かったかもしれません。情けないところ見せたくなくて頑張るかもしれないし。
バンジージャンプに興味ある人が見つけられなくてひとりで行きましたが、同じ場所のバンジージャンプ以外に興味ある人を探せばいいのだなと気づきました。
というわけで、今度はマザー牧場かな。
*1:公式サイトによると高さ60mなので、3倍近い
今年の目標を決めました
はてなの「今週のお題「2017年にやりたいこと」」に参加してみます。
2017年の目標は「殻を破る」
と決めました。
具体的に言うと、「やりたいとずっと思っているのにできていないこと」をピックアップし、障壁(心理的・物理的)になっているものを取り除き、チャレンジします。
やりたいことをやるというのも目的のひとつではありますが、一番のポイントは「障壁を取り除く」という過程にあります。やりたいことはいろいろあるのに、「始めるにはあれとこれが足りないからできない」とか「やってもどうせうまくいかない」という言い訳をしてやらないことが多いので、この気持ちを深堀して対策を考えることで、自分の中のハードルを越える経験を少しずつ積んでいきたいと思っています。
以前「やりたいことリスト」をつくったので、この中から選んだり、さらに具体化したりしてやりたいことをピックアップしました。
後で増やすかもしれませんが、とりあえずこの3点は絶対にやります。
①仕事で新規技術の導入に挑戦したい
具体的にどの技術を使いたいかはすでに決まっているので、検討して使えそうということを証明し、部署内や他部署に広めていきたいです。
【障壁】
・検討に必要な作業で分からないことがあって、分かりそうな人に教えてもらいたいが頼めない(チキン)
普段は自分で疑問点を洗い出して質問しているが、今回はやりながら教えてもらう内容なので時間を取ってもらう必要がある。そこに気が引けている。
→教えてもらわないと先に進めないので、謙虚にお願いする。
頼ることも後輩の仕事のうちだと思い込む。
・自分ではうまくいっても、他部署に受け入れられなくて採用されないかもしれない(今年あったパターン)
→完成してから提案するのではなく、ある程度できそうかなと思ったところでお伺いを立てておく(定期ミーティングを活用する)。そこで聞いたことを取り入れた形で完成形を作る。
②オンライン英会話を日常に取り入れたい
これまでは瞬間英作文を軸に英語の勉強を進めてきて、「もう少し勉強が進んだらオンライン英会話を始めよう」と思っていました。でも、その勉強がなかなか続かないんですよね…。
こんな記事を書いたとおり、10月は英語に力を入れていて、イベントに参加した以外にも勉強していたのですが、11月になってからまた勉強しなくなってしまいました。
どうしたら英語の勉強を続けられるのか?悩んでいました。
そこで、10月はなぜ英語の勉強に取り組めたのかを考えてみると「英語を使う機会があったから」だと気づきました。
オンライン英会話やカフェでの英会話レッスンの中で「言いたいことが言えない」という悔しい思いをし、この悔しさが勉強のモチベーションになりました。また、「あれは何て言えばよかったんだろう?」と疑問に思ったことを調べ、次の機会に使うことで「勉強したことが報われている」「勉強のおかげで進歩できている」と感じ、ますます英語に取り組もうという意欲が生まれていました。
英語を使う機会がなければ、勉強してもしなくても変わりません。
瞬間英作文は効果が高いと言われているトレーニングですが、ただひたすら日本語を見て覚えた英語を発声するだけ。英語学習自体が好きならば楽しいかもしれませんが、私には楽しみを見出すことはできなかったのだなと思いました。
というわけで(前置きが長くなりましたが!)英語を使う機会を作るべく、オンライン英会話にチャレンジします!
週末にまとめて受けたいので、回数無制限のネイティブキャンプを選びました。平日は瞬間英作文をやりつつ、レッスンも週2くらいでやって、1ヶ月30コマを目指せたらと思います。
【障壁】
・家族がいるときにはレッスンを受けたくない(実家です)
下手な英語を聞かれたくないのと、生活音が気になる。
→家族がいないか、寝ている時間帯に受ける。
早朝(6時くらい)か、土日なら誰もいない時間を狙う(家族の仕事の予定を確認)
ネイティブキャンプは24時間対応なので、その恩恵に預かりたいところです。
③バンジージャンプしたい
5年ぐらい前から言っているのですが、未だ実現はしていません…。
これまではマザー牧場かよみうりランドかなと考えてのですが、この前テレビで茨城県の「竜神バンジー」を見て、どうせやるならこっちだなと思いました!
手術経験のある人は要相談らしいので、歯列矯正の手術の前にと思うと今年がチャンスかな?と(落ち着けば大丈夫そうですけどね)。
【障壁】
・恐怖
自分で飛びたいといっておきながら、怖いのかよという話ですが…本当に大丈夫かなという気持ちはやっぱりあります。
事故を起こしたくないのは提供する会社側も当然同じで、相当な安全対策を取られているようです。
年間1万人がチャレンジしているというし、まあ大丈夫でしょう。
もしも万が一があったとしても、下はダムだし、救命ボートもいるって話だし…(信じ切れていない)
・アクセスが悪い
運転できないので、電車とバスで行くしかないのですが、遠い…。よくよく計画を練ります!あと、寒くも暑くもない時期がいいかな。
以上、2017年の目標とやりたいこと3つでした。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
「むだ死にしない技術」堀江貴文
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2016年最後に読んだ本です。
あのホリエモンが予防医学の本を!と思って読みました。
タイトルの「むだ死に」ってインパクトのある言葉だけれども、「予防できるはずの病気なのに、知識がなくて予防できず、死に至ってしまう」というのは確かに惜しすぎる。
感想を3点に分けて述べます。
ヘリコバクター・ピロリの検査を受けたいと思った
「ヘリコバクター・ピロリ菌が胃がんの原因である」ということは前々から知っていました。衛生状態の向上に伴い感染率は年々減少しているとも聞いていたので、自分事ではないと思い込んでいました。
しかし、本書によると20代でも10%以下。
調べても具体的な数値を見つけることができなかったのですが、日本ヘリコバクター学会の「市民の方への解説」を読むと、2010年の推定値では20代も20%ほど感染しているようです。
保菌者(高齢者)からの感染もあると知り、他人事とは思えなくなりました。
日本ヘリコバクター学会のサイトには、ピロリ菌感染症認定医の一覧もあります。自宅の近くにも認定医がいて、保菌検査が受けられるようなので、一度調べてみたいと思いました。
ちなみに、同じように感染症が原因とされる子宮頸がんは検診を受けたことがあります。ウイルス検査と細胞診両方受けました。
予防にもリスクがあるが、予防せずに罹患するリスクも考える
昨今話題になっている子宮頸がんワクチンにも触れられていました。
副反応のリスクが取りざたされていますが、ワクチンを接種しないことによって将来がんになるリスクもあるわけです。本書では、副反応の対策を行いワクチンの普及を止めないようにするべきとの見解でした。
ワクチンを推奨するとかしないとかいった話は、集団の利益を最大にするための議論です。
たとえ何万分の1の確率でも、その何万人のうちの一人に該当してしまった人にとってはたまったものではないのは事実です。それでも何百人に一人がかかる病気の罹患リスクを効果的に減らすことができるなら、集団から見るとそれは有用とされます。
ですが自分自身にとっても、降りかかる確率は同じです。何万分の1の副反応のリスクを避けようとするあまり、何百分の1の罹患率を下げられないのはなんだかおかしい。病気の副反応のリスクを単独で取り上げるのではなく、ワクチンのメリットとデメリットを天秤にかけた上で選ぶ必要があると思いました。
医療関係者でなくても健康増進に関わる取り組みができる
冒頭で「ホリエモンが予防医学の本を」と書きました。医師や医療従事者でない人がこういった本を出すのは珍しいなと思ったのです。しかも中身は医師の監修が入っているものの、堀江さんが書いた文章でした。
最後の章にはこんな言葉がありました。
医者ではない僕の立場から伝えたいのは、「健康法」ではなく、あくまでも「健康」に対する考え方であって、医療リテラシーを上げることや「健康論」なのだ。
どうしたら健康になれるか提案することはできなくても、どう情報を読み解くのか、どういう枠組みで考えればよいのか提案することは、医療関係者にしかできないことではないのだと気づきました。
私も「健康について情報発信できるようになりたい」と思いつつも、病院で働いたことがないのに何を言えるだろうかと思っていました。でも、机上で学んだ知識を元にしつつ、化学屋として身に付けたデータの読み方や考察の仕方を生かして記事が書けないかなーと試行錯誤したい気持ちになりました!
堀江さんみたいに発言力があるわけではありませんが、地道にやっていきたいです。
早速1本記事の構想を練っているので、年明けに書きます。
良いお年を。